介護施設に入所すると、介護サービス費用の他に居住費、食費を負担することになります。公的介護施設の場合、居住費と食費は、利用者の所得状況(利用者負担段階)により、負担限度額が設定され、料金が軽減されます。
<利用者負担段階>
●第1段階: 住民税世帯非課税の老齢福祉年金・生活保護受給者
●第2段階: 住民税世帯非課税で年金と所得合計が80万円以下
●第3段階: 本人・世帯全員が住民税非課税で第2段階以外
●第4段階: 同じ世帯内に住民税課税
認定のない場合は「第4段階」になり、第1段階~第3段階の方は、認定を受ければ居住費・食費が軽減されます。
<利用者負担段階 申請方法>
●申請方法: 介護保険窓口に書類を持参、または郵送
●申請に必要な書類
1.申請書(窓口で配布)
2.入居者本人の貯金通帳(2ヶ月分と表紙のコピー)
3.有価証券コピー
4.印鑑
5.介護保険証
6.マイナンバーカード
7.代理人の身分証明書(代理人が申請の場合)
申請書に基づき本人または世帯主の所得等を調査・判定し、利用者負担段階が1~3に該当する場合、「介護保険負担限度額認定書」が交付されます。
所得状況が「利用者負担段階1~3」に該当する方は、「利用者負担段階」の申請をお勧めします。利用料金が随分安くなります。
なお、申請方法等については、直接介護保険窓口に電話し確認してください。