第13回 Microsoft Office 2007 利用ガイド
(Office 2003を使い慣れた方のために)


目  次:  1.ファイル形式の違い
2.操作性の違い(コマンドリファレンスガイド)
3.その他の設定

1.ファイル形式の違い
  Microsoft Office 2007になりファイル形式が変わりました。

ファイル形式が変わると、新しいバージョンで保存したファイルを古いバージョンで開けないという現象が起きます。ファイル形式の違いは、ファイル名の拡張子で分かります。ここに各ソフトの拡張子を紹介します。

  Word Excel PowerPoint
Office 97-2003 の拡張子 *.doc *.xls *.ppt
Office 2007 の拡張子 *.docx *.xlsx *.pptx

古いバージョンでも開けるようにするには、新しいバージョンで保存する際に古いファイル形式で保存すれば良いのです。

ここに、古いバージョンで保存する方法を3通りご紹介します。

●ファイルの保存時に指定する方法
 

●Wordのオプションで設定する方法
 
※上記説明は、Wordの場合ですが、Excel、PowerPointも同様の方法で「97-2003」
  形式で保存できます。

※ 常に「97-2003」形式で保存する場合は、Wordのオプションで設定する方法を
  をお勧めします。(方法3)

2.操作性の違い(インタラクティブ コマンド リファレンス ガイド紹介)
  Microsoft Office 2007になり画面と操作性が大きく変わりました。

以前のバージョンで「メニュー」と「ツールバー」の操作に慣れている方は、「タブ」と「リボン」の操作に戸惑うことが多ことでしょう。今まで使い慣れていたコマンドはどこに行ったのか???、探すだけで時間がかかり作業効率が下がってしまいます。

そこで、Office2003 の操作が、Office2007ではどういう操作になるかを動画で教えてくれる「インタラクティブ コマンド リファレンス ガイド」をご紹介します。

このツールを起動すると、まずOffice 2003の画面が表示されコマンド実行すると、Office 2007の画面に変わり対応するコマンドの場所を教えてくれるというものです。

   

下記のページから「ガイドを開始する」をクリックすると各ソフトのインタラクティブ コマンド リファレンス ガイドが起動します。 ぜひ試してみてください。

 ●Word2003の機能に対応するWord2007のコマンドリファレンスガイド
 ●Excel2003の機能に対応するExcel2007のコマンドリファレンスガイド
 ●PowerPoint2003の機能に対応するPowerPoint2007のコマンドリファレンスガイド

また、上記データをダウンロードすることでオフライン(インターネットに繋がない環境)でも利用することができます。

下記ページ下の「他の人のダウンロード情報を見る」より、各ソフトのダウンロードページにリンクできます。

 ●2007 Office system のコマンド リファレンス ガイド (オフライン版)


3.その他の設定(クイックアクセスツールバー、オプション設定)
  その他に覚えておくと便利な「クイック アクセス ツールバー」と「オプション設定」についてご紹介します。

クイック アクセス ツールバー

Word や Excel を使っていると、「ファイルを開く」や「印刷プレビュー」などよく使う機能があります。

Office 2003 以前のバージョンは、ツールバーが常に表示されているのでいつでも簡単に利用できますが、Office 2007になると[Officeボタン]をクリックしなければコマンドが表示されず、使いにくいと感じることでしょう。

そこで、よく使う機能を画面の左上の「クイック アクセス ツールバー」に表示させる方法をご紹介します。

オプション設定

Office 2003 以前のバージョンでは、様々な設定を[ツール]→[オプション]で行っていましたが、Office 2007では、オプション設定が下記の場所になりました。


少しでも使いやすい設定にして Office 2007を利用してください。




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