第15回 DVD/CD のフォーマット形式
(Windows7使用の場合)


目  次:  1.DVD/CD の種類
2.フォーマットの方法
3.フォーマットの種類

1.DVD/CDの種類
  パソコンで使われる記憶媒体には、写真や動画など大容量データの保存に使われるDVDとCDがあります。どちらも外見は同じですが、記憶容量が違います。

  ◆CD ・・・・ 700MB(メガバイト)
  ◆DVD ・・・ 4.7GB(ギガバイト)

DVDがCDのおよそ7倍、大容量の映画やビデオなど動画の保存に適しています。

そのDVD、CD にも種類があります。その違いについて見てみましょう。

種類 媒体の特徴
DVD-R
CD-R
一度だけ記録することができます。記録したデータは変更したり、削除したりすることはできません。
DVD-RW
CD-RW
何回も書き換えができます。記録したデータを削除したり、まっさらにしたりすることができます。

永久保存したい写真やムービーには、DVD-R/CD-R が、後で消したい一時的な保存には、DVD-RW/CD-RWが適しています。

2.フォーマットの方法
  購入した DVD/CD を使うには、最初に使える状態にするためフォーマット(初期化)という作業が必要になります。

フォーマットの方法は次の通りです。

1.パソコンにの書き込み可能なDVD/CDをセットします。

2.「自動再生」画面が表示されたら、「ファイルをディスクに書き込む」を選択。

    

3.「ディスクの書き込み」画面が表示されたら、次の通り操作します。

    

   (1) ディスクのタイトルを入力(任意)
   (2) フォーマット形式を選択
     ・USB フラッシュドライブと同じように使用する (ライブファイルシステム形式
     ・CD/DVDプレーヤーで使用する (マスター形式)

   (3)[次へ]ボタンをクリックすると、フォーマットを開始します。

3.フォーマット形式の種類
  フォーマット形式には2種類あり、それぞれの特徴は次の通りです。

フォーマット形式 特  徴
ライブファイル
システム形式
ハードディスクやUSBフラッシュメモリのように、いつでも保存・編集・削除できます。
作成したディスクは、Windows XP以降のOSが搭載されているPCで使用できます。
マスター形式 グループ化されてファイルが書き込まれるため、書き込み後に個別のファイルを編集したり削除したりすることはできません。
作成したメディアは、ほとんどのPCで使用できます。

バックアップ用として何回も書き換える場合には「ライブファイルシステム形式」、永久保存しておきたい写真や動画には「マスター形式」というように、用途に合わせ使い分けてください。

 



Copyright(C) 2007 Yoshie Yamamoto All Rights Reserved.