新年を迎えると、心新たに「今年こそは・・・」と様々なことを心に誓います。まして今年は、21世紀の始まりの年、自分も何かしら変わらなければいけないような気になります。
そこで、私は今年・・いえ21世紀は、自分のビジネス・マインドを変えようと心に決めました。昨年は、「IT革命」という言葉が流行しました。インターネットの普及により、また時代の流れによりビジネススタイルが変わり、仕事の傾向も変わっていきます。私もインストラクターという仕事から業務ソフトのコンサルティング、データベース構築、ホームページ作成とお客様のニーズに合わせ仕事の幅を拡げることができました。
でもそれだけで良いのだろうか?
何かが違う!私には何かが足りない!という思いが募るのです。それが何か、昨年の暮れ、20世紀の最後に分かったのです。
私は昨年、Webサイト構築の勉強をした際、ホームページは作る側ではなく、見る人の立場に立つことの大切さを学びました。それまでは、作成者、提供者の立場で作成していたような気がします。見る人に分かりやすい言葉とナビゲーションで、見る人にとって有意義な情報を・・・というふうに考えるべきなのです。
でも、それはホームページ作成に限ったことではないのです。私の仕事に置き換えてみれば、パソコンサポートをする上で、一番大切なことはお客様の立場に立って、一緒に解決しようと考えることなのです。私はそうしていただろうか・・・。
言葉では、頭では、「お客様のパソコン活用のお手伝いをしよう」「中小企業のOA化に貢献したい」と考えているが、いざ具体的な段階(提案・見積り)になると、自分の論理で仕事をしていたのではないかと思ったのです。お客様にとって何が一番良い解決法かと考える時、自分の都合を優先していないだろうか、本当にお客様の身になってお客様にとって最善の方法を考えていただろうか・・・、はっとしました。
これからは、本当にお客様の身になってお客様の立場に立って考えるよう努力しようと決心したのが、昨年の暮れでした。
今年になりある会報誌の「営業」に関する記事の中に、こんな言葉を見つけました。
「向き合わず、いつもお客様が目指す方向をいっしょにながめ、
声をかければ傍にいる、そんな営業にわたしはなりたい」
※ 「キープラネット会報誌2000年12月発行(第18号)」 潟vラス・ワーキング えびはら恵子さんの記事より
これだ!と思いました。私は今までお客様と向き合っていたのだと思いました。これからは、お客様と向き合うのではなく、お客様が目指す方を一緒に見つめなければいけない。自分の都合ではなく、お客様の立場に立って最良の方法を考えていこう!と決めたのです。
21世紀は、「自分のため」ではなく「自分を頼ってくださるお客様のため」に仕事をしよう、と思っています。1社でも多くの企業にパソコンの有効活用を伝えることができたら嬉しく思います。
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