昨年は、東日本大震災という大きな出来事がありました。
誰もが想像を絶する衝撃的な光景を目の当たりにしました。
多くの命を、多くの家屋を、多くの人の幸せな日常生活を、大きな津波あっという間に呑み込んでいきました。
そんな悲惨な現実の中にも、心温まる出来事がありました。
ブログによる絆 〜東日本大震災 釜石の奇跡〜
東日本大震災では、「釜石の奇跡」と称えられた中学生がいました。日頃の防災教育を実践し、地震発生直後から率先して地域の人たちを連れて高台に逃げ、自分たちの命だけでなく多くの地域の人たちの命をも救った岩手県・釜石東中学校の生徒たちです。
震災発生直後、釜石市の防災教育をされている群馬大学の片田敏孝教授と釜石東中学校のことをNHKテレビで知り、感動しブログに書いたところ、愛知県安城市の中学生防災隊の方から、釜石東中学校にあてたメッセージを伝えてほしいと書き込みがありました。
そのコメントを群馬大学に送り、群馬大学の方が片田教授に転送してくださり、片田教授から「メッセージを必ず伝えます!」というメールをいただきました。
メッセージが繋がったことにとても感動しました。
また、そのブログにたくさんの方がコメントをくださいました。
釜石東中学校の卒業生がお母様も中学生に誘導されて逃げたこと、テレビを見て感動した方、防災教育に感動した方もたくさんいらっしゃいました。
また、秋になり落ち着いた頃に、釜石東中学校の先生からお礼のメールをいただきました。中学の全校生徒が「かまいし第九を歌う会」コンサートに参加のため、合唱の練習をしていること、その様子がNHK総合テレビで放送されることを教えてくださいました。
そのことをブログに書くと、釜石出身の方からエールを送るコメントをいただきました。また、コンサートの録音を担当された方から、第九以外にも釜石東中学校の歌った曲がFM岩手でラジオ放送されることをコメントで教えてくださいました。
ブログを通じ、安城市の中学生防災隊のメッセージを繋げたこと、さまざまな方と会話できたことに大変感動し感謝しています。そして、改めてブログの素晴らしさを体験することができました。
これからも、ブログを通じ多くの方々と繋がっていけるよう、誰かのお役に立てるよう・・・・さまざまな思いを胸に続けていきたいと思っています。
パソコン講習会10周年
東京商工会議所江戸川支部でパソコン講習会を担当させていただくようになり、昨年4月で丸10年になりました。回数にすると826回です。
ソフトは Office2000 から始まり、途中で Office XP(2002)に機種・ソフトを変更し、昨年9月からは、パソコンを最新のものに入れ替え、Office 2010にバージョンアップしました。
Office 2002 から Office 2010 では、画面周りが随分異なるので、テキスト作成に多くの時間を費やしました。
ワード基礎・応用、エクセル基礎・応用・実践、パワーポイント入門、アクセスなど定番講座に加え、途中にはブログ作成講座、パソコンで販売管理講座、地図・宛名ラベル作成講座など、さまざまな講座を開催させてしただきました。
こんなに長く続けられるとは思っていなかったので、テキスト作成が完了した時は大仕事を終えてような安堵感を覚えました。
教室のパソコンを最新機種に入れ替えてくださった東京商工会議所江戸川支部の方々にも、受講してくださる多くの企業の方々にも感謝して、これからもパソコン活用の底辺アップに努めていきたいと思っています。
Access版 運送業原価管理システム
昨年1月、以前にパソコン講座を受講していただき、その後もやり取りさせていただいている江戸川区にある運送会社の会長さんから、Accessで運送業の原価管理システムを作れないかとご相談をいただきました。
運送業は数人で運営している零細企業が多く、原価管理ができていないので仕事をしても利益がでないケースが多い。そこで、利用者に負担がかからないで原価管理できるようにしたい。そういうシステムを作って全国の運送業者に普及させたい。江戸川区から全国に発信したいと力強くおっしゃいました。
その時、私はそんな会長さんの夢を実現させたい!と強く思いました。
いろいろお話をお聞きし打ち合わせしながらAccessでシステムを作成し、今はテストで使用していただいています。
今年は、ぜひそのシステムを形にしたいと思っています。システムの改良と、提供方法など、いろいろ調査して、いろいろな方に意見を聞いて進めていきたいと思っています。
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